ロシアレンズ散歩
以前、トイカメラのホルガにハマっていた。
プラスチックレンズが写し出すチープでどこか懐かしい世界が大好きだったのだ。
そんな世界観をデジタルでも...と導入したのが以前紹介したM42マウントの古いロシア製レンズ「インダスター」とメーカー不明のNikon用変換アダプター。
今回は散歩しつつ、その写りをためしてみた。
チープに写るといいな!
...ところが...f11 まで絞って撮ると...ありゃ、けっこう普通?
っていうか むしろ地味で渋い。
この辺をうまくつかえば面白そう。
NikonD70sの純正キットレンズとの比較。
こっちがキットレンズ。さすがにシャープでカリッとした描写。
同じ位置からほぼ同じ画角で撮ると...
こんな感じ。
コントラストが低くちょっと青めに写るみたい。キットレンズに比べてしっとりした印象。
最初の狙いだったトイカメラのチープさとは真逆、意外に繊細な描写をします。
安いからってチープな写り方ってわけじゃないんですね。
色なんかは湿度が高い感じで好みです。
FilmカメラのPENTAX SVで撮ったらキレイに写りそう。
とかいいつつ、最近はD70sもSVもサブ機化しつつあります。
使ってあげなきゃ。
by stick-and-rudder
| 2009-08-30 14:52
| カメラ